ご質問:カテゴリー

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留袖の紋変更はできますか

留袖の紋入れ替え

Q.こんにちわ。
留袖の染家紋を一般的な桐紋に変えることは可能でしょうか?
(T様)


留袖貼り付け紋

着物倶楽部管理人です。
ご質問ありがとうございます。

お持ちの留袖の着物の紋を一般的な桐紋というと「五三の桐」でしょうか?
紋を変更されたいとのことですが、
・染め抜き紋として入れ直したいのか(※1)
・一時的に変更されたいのか(※2)
がご質問内容から判断できないのですが、一意見として回答させていただきます。

留袖の紋は、お仕立て前は紋を入れることが分かっているので、あらかじめ紋部分に石持(こくもち)という白丸が入った状態できもの屋さんに並んでいます。その後、お客さんの家紋を染め抜き紋で入れるという流れとなります。

T様の場合は、すでに入っている家紋を変えるということなので
「染め抜き紋」を入れ直す場合(※1)、紋部分の箇所にさらに加工するということになります。 問題は着物の生地の耐久性です。(生地の元々の品質<厚みなど>や経年)
要するに「紋加工することに着物生地が耐えられるか?」ということです。
ですので、その判断は紋加工をされる着物屋さんもしくは悉皆屋さん(紋加工をお願いする業者さん)の現物(お着物)を見てからの判断になります。

また、一時的な紋変更(※2)の場合には、簡易的ではありますが「はりつけ紋(貼り紋・張付紋)」というシール状の紋を貼りつけるという方法があります。(アップリケのようなイメージです。)
※紋は女紋、男紋がありますので貼り付け紋をご購入の際はご注意ください。

紋部分は素人が触ると汚れる恐れがあり修復できないので、一度着物屋さんにご相談されるのがよろしいかと思います。

(2012.9.18)


書籍としての販売はしていないのでしょうか?

着物FAQ

はじめまして。
今まで全く着物について興味がなかったのですが、最近着物が一人で着られたら素敵だなと思い、着付け教室に通いはじめました。
今日が、一回目だったのですが、着物について興味がわき、着物について色々知りたいと思い貴社のページを開きました。
私が知りたいと思うことが全てのっており、NETでなく、書物として手にして読んで見たいとおもったのですが、書籍としての販売はしていないのでしょうか?
もし、販売しているのであれば、価格など教えていただければと思っています。また、販売していないのであれば、資料のコピーなどはないでしょうか。
お返事頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
(A様)

着物FAQ

着物倶楽部管理人です。
メールありがとうございます。

過分なお褒めを頂戴し、恐縮しております。
あいにく、出版等はしておりません。

微力ではありますが、着物を多くの方に身近に感じてほしい、好きになってほしいという思いで2006年に立ち上げたサイトです。

しかしメンテナンスも十分に行えず、現情報を加筆、修正したい箇所もたくさんある
お見苦しい状態です。

今後、少しずつではありますがコンテンツの充実を図りながら、ご質問にお答えする形をとってきたいと思っております。

今後とも着物倶楽部をよろしくお願いいたします。
着付けをマスターされて、一人でお着物が着れるようになられること応援しております。
(2012.917)


絽と紗

絽と紗の着物Q.お教え願います。
夏用の着物で 絽 紗 がありますが どちらが格が上なのでしょうか
また お茶席では 絽 紗 どちらがよいのでしょうか
お解りでしたら 教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。
(O様)


絽と紗の着物の格について 着物倶楽部管理人です!
ご質問ありがとうございます。

絽と紗は着物の格ではなく、種類です。
夏の着物には上布(じょうふ)という麻で作られた着物もあり、上布も夏物の着物の一つです。

お茶席で着用される夏の着物をお探しと推測いたしますが、茶道の流派やお茶席、お茶会のご亭主、先生のご趣旨があると思います。
一度先生もしくはご一緒される方にどのような装いで出席するのが良いのかをお尋ねになるのがよろしいかと思います。

紗は絽より、高価な着物ではありますが、おしゃれ着的な着物の位置づけになります。

ご理解いただくために例をあげますと、「高価ではあるが来ていく場所が限られる」、「贅沢な着物」という点では大島の訪問着がイメージとして近いです。
用途が限られますので、一枚目の着物に紗を選ぶ方は少ないです。

そのことから、改まったお席であれば、一般的に紗は着用するかたは少なく、絽をお召しになられる方が多いと思われます。しかし、お茶会のご亭主の方が「構いません」と仰られれば来ていくことに問題はありません。

お茶席での夏の着物であれば、絽の色無地が無難ですが、紋なし、紋付が良いのかどうかも、参加される会の趣旨により判断する必要があると思われます。
また紋の有無によって選ぶ帯も違ってきます。

話を戻し、お尋ねの格ですが
上記の色無地の場合でも、紋付、紋なしも格になります。
※紋付 > 紋なし
紋付の方が格が上で、紋の入れ方にも格があります。(染め抜きが格上です)
絽にも「留袖」「訪問着」「付け下げ」「色無地」「小紋」と冬物の着物と同様に格の種類があります。

涼しげな装いで、夏の着物を楽しんできてください。
(2012夏)


(成人式前撮り時の)母親の着物

成人式の母親の着物Q.(成人式前撮り時の)母親の着物について

初めまして、突然の質問失礼いたします。
実は娘が成人式を迎え、6月に前撮りの予定です。
その際せっかくなので家族写真も撮ったらどうかと勧められています。
私は50歳になりますが、嫁入りのときの着物は無理があるでしょうか?

1.付け下げ...淡いオレンジ色で部分的に絞り模様裾に花の刺繍(少し)が施されています。
2.付け下げ...コバルトブルー←これはかなり派手
3.色無地(一つ紋)...くすんだローズ色
4.種類不明...淡い黄色にオレンジ色の小さな花、全体的に柄が入っています。(柄は少なめ)
新品でいただいた着物で小紋なのか付け下げなのかよくわかりません。

やはり50歳ともなると、紫だったり萌葱色、グレーがよいのでしょうか?
母が健在なら聞けるのですが...
お忙しいところ恐縮ではございますがアドバイスをいただければ幸いです。

(I様)


成人式の母親の着物について 着物倶楽部管理人です!
ご質問ありがとうございます。

娘さんのご成人おめでとうございます。
お母様もお着物を着られるということをお聞きし、嬉しく思います!

ご質問についてですが、
お嫁入り支度の時に作られたお着物をお召しになりたいとのことですが
まずご自身ではどのように感じられているでしょうか?

年齢に応じた着物の選び方は、
色もそうですが年齢との調和を考える上で大切なことは「柄の大きさ」です。


分かりやすく言えば、
10代、20代の方が着る黒地など地味な色目の着物は柄(=模様)が大きめです。
訪問着などの場合だと、柄の高さも帯下くらいまである着物があります。
また留袖などが良い例です。
同じ黒の留袖でも、40代と70代の方の留袖では柄の大きさや高さが異なります。

色目についてですがローズ系でくすんでいるといっても
着物の色については一言では表現できません。
着物の色が多彩で、同じ色がないことも着物の特徴でもあります。

しかしIさんの場合、
(お母様が)お嫁入り支度の時に作ってくださったということ、
娘さんのご成人ということも考えると
少なくとも20年の月日が経過していることとなりますので
一般的に少し派手と考えるのが無難かと思います。

お知らせいただきましたお持ちのお着物について、
推測になりますが
4.は小紋もしくは付け下げ小紋と思われますので、
これは今回のお祝いごとではお召しになれませんので
お芝居を見に行かれる時やお買い物の時に着用されると良いかと思います。

3.の色無地は1つ紋ということですが、
色無地は紋の入れ方により着用する場面というのは異なってきます。
糸で入れられた紋(縫い紋)でしたら、
染め抜き紋より少しカジュアルな場面での着用になります。
(補足ですが、色無地の場合は江戸小紋のような格の高い着物もあり、江戸小紋は色無地と違って別格)

娘さんのご成人のお祝いで色無地だと、
格の高い袋帯を締められたとしてもお写真を撮られることを考えると
少し晴れやかさが足りないように思います。

今回の主役は娘さんです。

娘さんの着物より目立つ色目のお着物だと困りますので(笑)、
それを考え、娘さんやお母様のご姉妹など心易い方に
一度お尋ねになられたらいかがでしょうか?

現在お持ちのお母様のお着物は、娘さんに譲られ
お母様のお着物を作られるのが良いかもしれませんね!
ステキなお写真となることと思います。

(2011.5.18)




着物のアクセサリーについて

着物のアクセサリーについてQ.前から気になる事があり、質問させて頂きます。
3つ年下の友達が茶道で着物の時も細い鎖のネックレスをしてて、なんとも襟元の印象が薄れ、すっきりしないように見えるのです。 私は何故かバーのマダムを想像してしまう程です、良くない例として。
着物は一切のアクセサリー(ネックレス、イアリング、ブレスなどの洋の物等)を必要としない位完成度の高い衣服だと思います。 勿論、髪留めとか、帯留め等の和の物、叉指輪は別ですが。。。
是非ご意見を伺いたいと思います。
(H様)


着物のアクセサリーについて 着物倶楽部、管理人です、ご質問ありがとうございます!!

はい、H様の仰る通り「着物は、完成度の高い衣服」です。
結論から申し上げますと、アクセサリーは不要と思われます。
そのため、華やかさが必要な着物には、螺鈿(貝を用いたもの、簪(かんざし)等にも用いられる)や豪華な刺繍などで装飾されています。格で言うと、礼装、具体的な着物で言うと振袖や訪問着がそれにあたります。
また、茶道(お茶席を含む)での場面を具体的に仰っているので、気になったのですが.....。 (流派にもよりますが)茶道は磁器や陶器(お茶碗、水指し、建水など)を扱うこともあり、指輪をしているとそれらに当たり、傷をつけることがあり、最悪の場合は破損の可能性もあります。
そのような万が一にならないために、マナーとして指輪はしないことが多いです。
当方は「結婚指輪もダメ」と伺っております。
どうしても取れない時は「懐紙(かいし)」を指に巻きつけ、お稽古をします。
また、趣旨のはっきりしたお茶会ですと、世の中に1つしか現存しないような「高価」なお道具も扱うことになるので、茶道、特にお茶席で指輪をすべきかどうかということがご理解いただけるかと思います。弁償というお金で解決できるものではない.....、ご亭主への配慮ともいえます。

また蛇足ですが、時計についてもせっかくですので触れておきます。
時計というと、一般的に「腕時計」があります。
もちろん世の中にはお着物に合う、ステキな腕時計もたくさんありますが、腕時計をして着物を着ると袖口が切れることがあります。切れるというとイメージしにくいかもしれませんが、袷の着物の場合でしたら八掛地などでつけられている「わさ」の部分が切れてしまうという意味です、夏物でしたら生地も薄いので絽目に引っかかったり、また単衣ものは袖口をくけている(ズボンの裾と同じ、まつるという縫い方に近い)ので糸が切れ、ほどけることがあります、薄物は特に生地がもろもろしてきます。特に時計のリューズ部分が引っかかります、経験済みです...。お分かりいただけるでしょうか?
一、二度の着用でしたら問題ないでしょうが、着用頻度が増えるとある日突然「(時計を左手にしていると仮定して)左の袖口だけが切れている.....。」ということがあります。
私の場合、それもあって小さな懐中時計を帯板に挟んでいます。

かなり話が脱線してしてしまいましたが、
トータルして、あまり細かなことを言うと「着物を着たいけど、着物はやっぱり難しい....。」といわれ敬遠されますので、チャンスがあればご友人にお伝えすれば良いのではないかと思います。
たくさんの方に着物を着ていただきたい、と願うばかりです。
回答に代えさせていただきます。

(2011.2.18)


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