絽と紗

絽と紗の着物Q.お教え願います。
夏用の着物で 絽 紗 がありますが どちらが格が上なのでしょうか
また お茶席では 絽 紗 どちらがよいのでしょうか
お解りでしたら 教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。
(O様)


絽と紗の着物の格について 着物倶楽部管理人です!
ご質問ありがとうございます。

絽と紗は着物の格ではなく、種類です。
夏の着物には上布(じょうふ)という麻で作られた着物もあり、上布も夏物の着物の一つです。

お茶席で着用される夏の着物をお探しと推測いたしますが、茶道の流派やお茶席、お茶会のご亭主、先生のご趣旨があると思います。
一度先生もしくはご一緒される方にどのような装いで出席するのが良いのかをお尋ねになるのがよろしいかと思います。

紗は絽より、高価な着物ではありますが、おしゃれ着的な着物の位置づけになります。

ご理解いただくために例をあげますと、「高価ではあるが来ていく場所が限られる」、「贅沢な着物」という点では大島の訪問着がイメージとして近いです。
用途が限られますので、一枚目の着物に紗を選ぶ方は少ないです。

そのことから、改まったお席であれば、一般的に紗は着用するかたは少なく、絽をお召しになられる方が多いと思われます。しかし、お茶会のご亭主の方が「構いません」と仰られれば来ていくことに問題はありません。

お茶席での夏の着物であれば、絽の色無地が無難ですが、紋なし、紋付が良いのかどうかも、参加される会の趣旨により判断する必要があると思われます。
また紋の有無によって選ぶ帯も違ってきます。

話を戻し、お尋ねの格ですが
上記の色無地の場合でも、紋付、紋なしも格になります。
※紋付 > 紋なし
紋付の方が格が上で、紋の入れ方にも格があります。(染め抜きが格上です)
絽にも「留袖」「訪問着」「付け下げ」「色無地」「小紋」と冬物の着物と同様に格の種類があります。

涼しげな装いで、夏の着物を楽しんできてください。
(2012夏)

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