着物のアクセサリーについて

着物のアクセサリーについてQ.前から気になる事があり、質問させて頂きます。
3つ年下の友達が茶道で着物の時も細い鎖のネックレスをしてて、なんとも襟元の印象が薄れ、すっきりしないように見えるのです。 私は何故かバーのマダムを想像してしまう程です、良くない例として。
着物は一切のアクセサリー(ネックレス、イアリング、ブレスなどの洋の物等)を必要としない位完成度の高い衣服だと思います。 勿論、髪留めとか、帯留め等の和の物、叉指輪は別ですが。。。
是非ご意見を伺いたいと思います。
(H様)


着物のアクセサリーについて 着物倶楽部、管理人です、ご質問ありがとうございます!!

はい、H様の仰る通り「着物は、完成度の高い衣服」です。
結論から申し上げますと、アクセサリーは不要と思われます。
そのため、華やかさが必要な着物には、螺鈿(貝を用いたもの、簪(かんざし)等にも用いられる)や豪華な刺繍などで装飾されています。格で言うと、礼装、具体的な着物で言うと振袖や訪問着がそれにあたります。
また、茶道(お茶席を含む)での場面を具体的に仰っているので、気になったのですが.....。 (流派にもよりますが)茶道は磁器や陶器(お茶碗、水指し、建水など)を扱うこともあり、指輪をしているとそれらに当たり、傷をつけることがあり、最悪の場合は破損の可能性もあります。
そのような万が一にならないために、マナーとして指輪はしないことが多いです。
当方は「結婚指輪もダメ」と伺っております。
どうしても取れない時は「懐紙(かいし)」を指に巻きつけ、お稽古をします。
また、趣旨のはっきりしたお茶会ですと、世の中に1つしか現存しないような「高価」なお道具も扱うことになるので、茶道、特にお茶席で指輪をすべきかどうかということがご理解いただけるかと思います。弁償というお金で解決できるものではない.....、ご亭主への配慮ともいえます。

また蛇足ですが、時計についてもせっかくですので触れておきます。
時計というと、一般的に「腕時計」があります。
もちろん世の中にはお着物に合う、ステキな腕時計もたくさんありますが、腕時計をして着物を着ると袖口が切れることがあります。切れるというとイメージしにくいかもしれませんが、袷の着物の場合でしたら八掛地などでつけられている「わさ」の部分が切れてしまうという意味です、夏物でしたら生地も薄いので絽目に引っかかったり、また単衣ものは袖口をくけている(ズボンの裾と同じ、まつるという縫い方に近い)ので糸が切れ、ほどけることがあります、薄物は特に生地がもろもろしてきます。特に時計のリューズ部分が引っかかります、経験済みです...。お分かりいただけるでしょうか?
一、二度の着用でしたら問題ないでしょうが、着用頻度が増えるとある日突然「(時計を左手にしていると仮定して)左の袖口だけが切れている.....。」ということがあります。
私の場合、それもあって小さな懐中時計を帯板に挟んでいます。

かなり話が脱線してしてしまいましたが、
トータルして、あまり細かなことを言うと「着物を着たいけど、着物はやっぱり難しい....。」といわれ敬遠されますので、チャンスがあればご友人にお伝えすれば良いのではないかと思います。
たくさんの方に着物を着ていただきたい、と願うばかりです。
回答に代えさせていただきます。

(2011.2.18)

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