紬は、旅行、買い物などに街着、趣味の着物として着用されます。


先染めの着物、織りの着物、かたい着物ともよばれ、結城紬や大島紬が有名です。


また、近年紬の訪問着を見かけることができますが、紬はあくまでも普段着という位置つけの着物です。


結婚式をはじめとした、正式な場面での着用は格の面から考えるとふさわしくありません。


紬は、多くが手仕事ということもあって趣味の着物ですが、とても高価です。


▼結城紬




茨城県結城市で生産される結城紬は、居坐機(いざりばた)で織られた紬でその技術、値段ともに最高級品で重要無形文化財にも指定されている織物です。


生地がしっかりしていることから、昔から親子三代で着れる着物と言われています。
単衣に仕立て一度水を通しをし袷に仕立てると良いとか、丁稚(でっち)に着せてから自分の着物にしたとかいわれるほど丈夫な紬です。


とても高価ではありますが、あくまでも趣味の着物で結婚式やパーティーには着ていくことはできませんが、一枚はほしいものです。


着物好きにとても人気の結城紬です。


▼大島紬




鹿児島県と奄美大島で生産される絹織物で高級着尺地として有名です。


着物を着ない方にも知られているほど知名度があります。


現在では紬糸が使われていないので従来の呼び名大島紬ではなく、大島絣(かすり)というのが正しいとされます。


▼絣、縞、無地の紬




紬は全国各地で織られ、絣、縞、無地など素朴な紬がたくさんあります。新潟県の塩沢紬、十日町紬、長野県の上田紬などが有名です。


▼紬の訪問着


最近では紬地の絵羽模様の訪問着も呉服屋さんなどで見かけます。高価な訪問着ではありますが、紬地ということで気の張らないお茶会や趣味の集い、外出着として着用します。正装としては用いません。

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