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きもの着用前後のお手入れ
着物を着用する時には、清潔な部屋で着物を広げることができる大き目の敷き紙(きもの衣装敷という名称で販売されています:左画像)を用意します。衿芯を入れたり、伊達衿をつけたり、帯を折ったりと着物を着る時は何かと作業することがあります。また着物を着る前には化粧などで手が汚れていることがありますので念入りに手を洗います。案外汚れがつくのが袖口です、手首まで念入りに洗い着る前に清潔にします。着物を着る前に汗をかかない環境づくりも大切です、水分は控えめにし夏場は特に涼しい場所で着ると良いでしょう。
外出時にはタクシーなど車の乗り降り、階段の上り下りは裾が汚れやすいので、スマートに気を使いたいものです。 雨の日には雨コートを着用し、礼装以外では足元も時雨下駄(画像左)や雨草履(画像左上)などを履き、裾へ雨がはねないよう注意します。礼装用の草履などには雨用の草履カバーがデパートなどで販売されていて便利です。
また食事の際は大き目のハンカチを用意した方が無難で、料理を取る際は袂(たもと)が汚れないよう気を使います。 着物を着ると初めての方は特に、窮屈に感じるかもしれませんが洋服と同じような動きをすると着物がほころびたり、汚れの原因になります。着物を着た時は、静かに涼しい顔をして行動するのが着物も汚れず見た目にも美しいです。
外出から戻ったら、着物だけでなく帯や着付けに使った小物類も風通しの良い場所に体温や湿気を取るため、着物ハンガーなどに干しておきます。その際に汚れなどがないか点検し、汚れやシミがあった場合は早めに専門家へ出すことをオススメします。シミによっては、時間が経つと取れなくなるものもあります、また自分で安易にシミを取ろうとしてシミを広げてしまうケースもありますので要注意です。お手入れひとつで着物を長く着ることができ、着物が何倍にも生きます。
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