着丈の決め方と注意点

着丈は、身丈からおはしより分を引いた長さと同じで、着丈は長襦袢や雨コートを仕立てる際に必要な寸法で、対丈(ついたけ)ともよばれます。一般的には身長をもとに着丈を割り出し、体型により加減します。 身長からの割り出し方は、身長かける100分の83で算出します。しかし着丈(=対丈)という表現からもおわかりのように、着付をしたときにぴったりの寸法をいいます。算出した数値に加減をすることもありますが、計算ではわからない「猫背」や「ふっくらした体型」などで誤差が生じることがあります。目安として計算で出しておき実測されるのが良いと思います。着丈を実測する場合は、首の付け根(首のぐりぐり)から床までをまっすぐに測ります。
着丈が短かったり、長かったりするとどうでしょう?
着丈の短い雨コート、長コートは裾から着物が見え不細工な着物姿になります。また長襦袢は着物(長着)の汚れを防ぐ意味ももっていますので短いとその意味を成しません。反対に着丈が長い短い雨コート、長コートは歩きにくく裾に雨がはねて意味がありません。また長襦袢は着付けをしにくいだけでなく、着物の裾からのぞいては困ります。身丈は紐で調節できますが、着丈は調整しませんので寸法の割り出しが重要ということがいえます。
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