紋の表現


紋の表現方法にはさまざまなものがあり、紋の部分を白く染め抜いた日向紋・陽紋(ひなたもん)(上図左)、紋の輪郭を白く染め抜いた陰紋(かげもん)(上図中)、陰紋より太い線で表現され日向紋と陰紋を組み合わせた中陰紋(下図中右)などがあります。また紋の一部が下から覗いたような覗き紋(のぞきもん)(上図右)、薄い地色の着物に用いられる、摺り込み紋(下図左中)は型紙を用い、捺染(なっせん)の技法で紋を表し、反対に地色が濃い着物で紋を白く染め抜くと生地が傷んでしまうなどの理由で胡粉(ごふん)とよばれる白い粉を使って白く紋を表す場合もあります。表紋である日向紋が正式な紋の表現とされ、陰紋は略式、覗き紋などはしゃれ紋の扱いとなります。
さまざまな紋表現
・表紋(左図)・・・・・・・日向紋(陽紋)とよばれ正式、紋の部分を白く表現
・陰紋(右図)・・・・・・・紋の輪郭だけを線で表現
  中陰紋(中右図)・・・・略式、輪郭を陰紋より太い線で表現(日向紋と陰紋を組み合わせた紋)
・覗き紋・・・・・・しゃれ紋、下から覗いたような紋表現
・摺り込み紋・・捺染の技法で紋を表現
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