着物のお手入れと管理

しみ抜き_なをし屋


福永真一の家庭でカンペキしみ抜きBOOK [TJムック] (TJ MOOK)着物を着ようと思ったら、「黄ばみ・・・。」というご経験ありませんか?管理人も普段の着物は別として、晴れ着の着物や夏物、地色の薄い着物などは結構このような状態、経験があります。クリーニングでは落ちませんので、しみ抜き屋さんにお願いするのですが、引越ししたことをきっかけに今までお世話になっていた染み抜き屋さんと縁遠くなったこともあり、雑誌掲載されていた、京都のあるこだわりのしみ抜き屋さんにお願いしたところ大満足のしみ抜きをしていただきました。
着物好きのなをし屋ご店主にお話をお伺いしていると、着物の街で知られた京都におよそ300年伝わる染色補正の流派の伝統ある技術を受け継ぎつつ、最新の技術などを組み合わせた、独自の染み抜き技術で着物のお手入れをしてくださったことが、後からわかりました。
こだわり職人のしみ抜き職人へのしみ抜き診断、相談は、無料です。着物でお困りの方は、一度ご相談されてはいかがでしょうか。

京都 しみ抜き なをし屋




着物とアイロン

着物は洋服のように頻繁にアイロンをかけたりしませんが、着物を着る前のたたみシワをとったり、着物を脱いで湿気を十分にとった後、シワを伸ばしたりする際に使用します。扱い方によっては、着物が縮む恐れがありますので温度には十分注意してアイロンをかけます。また湿気は縮みの原因になります、麻、木綿以外は霧吹きやスチームはなどは使わないほうが無難です。またアイロンをかける際は木綿や麻以外の着物には必ず当て布を使用します。

・アイロンの適温
木綿・麻 180~200度
絹     130~150度
ウール  120~140度
レーヨン・キュプラ・ポリエステル 110~150度
アセテート・ビニロン・ナイロン  110~130度
※アイロンの種類や生地により適温は多少前後します、取扱には十分注意して下さい。


※着物倶楽部オススメのしみ抜き屋さんは、無料でメール相談できます

虫干し

着物は湿気を吸うといたみやすくなり、カビも発生しやすくなります、そこで虫干しをし着物や帯、草履やバックなどの小物類の湿気をとる、湿気の多い日本ならではのお手入れ法です。虫干しには季節ごとに呼び名があり、7~8月の土用干し、10~11月の秋干し、1~2月の寒干しといわれます。梅雨の湿気をとる夏、空気がよく乾燥している時期の秋、最も乾燥している冬と、昔は丁寧なお手入れをしたようです。虫干しを行う日は2~3日晴天が続いた日を選び、午前10時から午後3時ぐらいまでの間に室内の風通しの良い場所に綱や竿などに着物をかけ、風を通します。虫干しする時にシミや汚れなどの点検も忘れずにしましょう。虫干しは、着物を長く着るための生活の知恵です。

・虫干しの種類
土用干し   7~8月
秋干し  10~11月
冬干し  1~2月
※2~3日晴天が続いた後、10時~3時までの間に湿気を取り除く


※着物のお洗濯についてのお悩み無料相談できます。

洗い張り

着物洗い張り
洗い張りは、解(と)いてから洗うのでとき洗いともいわれ、昔からある着物のお洗濯方法です。着物をほどき一反の着物の形にしてから洗います。ほどいてお洗濯をしますので、お洗濯後は仕立て直しをしてもらいます。前後の身頃を入れ替えたり、裾が切れている八掛を変えたり、色をかけたりして新たな着物に仕立ててもらえます。縮みやすい生地で着物として用布が足りなくなったら、コートや帯に仕立て直すこともできます。着物はいろいろと着回しができとても便利で合理的です。洗い張りは仕立て直しのこともありますので、着物の知識のある専門店や呉服屋さんにお願いするのが安心です。


※洗い張りについてのご相談は、メール(無料)でどうぞ

丸洗い・生洗い

丸洗い・生洗い最近ではクリーニングの技術も発達したこともあって、洋服と同じ感覚で着物を洗うことができるようになりました。これを丸洗いといいます。


丸洗いは着物の形のまま、化学洗剤で洗うので縮み等の心配もなく何度も洗え、洗い張りに比べ費用も割安なことから手軽に出すことができます。また一枚ずつ丁寧に洗ってくれる生洗いというのもあります。金箔、銀箔や刺繍、特殊な染料などを用いた着物などはクリーニングに出す際、専門家に尋ねるのが良いでしょう。着物は高価です、依頼する際は値段より着物の知識のある専門店へ任せましょう。


着物の汚れやしみ(しみ抜き)

しみ抜き最近では家庭で手軽に使える、シミぬき剤などが薬局などで販売されています。それら市販の染み抜きは、洋服など家庭で手軽にお洗濯できるものには向いています。


着物の多くは絹などの高価な生地が多いので安易に染み抜きをされることはオススメできません。また自分で処置をしたあとに、ドライヤーやアイロンなどで不必要な熱を加えることでシミや汚れだけでなく、せっかくの着物などがさらに変色したりや縮んだりすることもあります。シミや汚れがついた場合は、すみやかに専門家に任せるのが得策と思われます。高価な着物です、素人判断で応急処置をすると、結局高い出費になりかねません。薬品類を使う場合は、特に注意しましょう。


きもの着用前後のお手入れ

着物敷き紙着物を着用する時には、清潔な部屋で着物を広げることができる大き目の敷き紙(きもの衣装敷という名称で販売されています:左画像)を用意します。衿芯を入れたり、伊達衿をつけたり、帯を折ったりと着物を着る時は何かと作業することがあります。また着物を着る前には化粧などで手が汚れていることがありますので念入りに手を洗います。案外汚れがつくのが袖口です、手首まで念入りに洗い着る前に清潔にします。着物を着る前に汗をかかない環境づくりも大切です、水分は控えめにし夏場は特に涼しい場所で着ると良いでしょう。



時雨下駄外出時にはタクシーなど車の乗り降り、階段の上り下りは裾が汚れやすいので、スマートに気を使いたいものです。 雨の日には雨コートを着用し、礼装以外では足元も時雨下駄(画像左)や雨草履(画像左上)などを履き、裾へ雨がはねないよう注意します。礼装用の草履などには雨用の草履カバーがデパートなどで販売されていて便利です。雨用草履また食事の際は大き目のハンカチを用意した方が無難で、料理を取る際は袂(たもと)が汚れないよう気を使います。 着物を着ると初めての方は特に、窮屈に感じるかもしれませんが洋服と同じような動きをすると着物がほころびたり、汚れの原因になります。着物を着た時は、静かに涼しい顔をして行動するのが着物も汚れず見た目にも美しいです。



着物ハンガー 外出から戻ったら、着物だけでなく帯や着付けに使った小物類も風通しの良い場所に体温や湿気を取るため、着物ハンガーなどに干しておきます。その際に汚れなどがないか点検し、汚れやシミがあった場合は早めに専門家へ出すことをオススメします。シミによっては、時間が経つと取れなくなるものもあります、また自分で安易にシミを取ろうとしてシミを広げてしまうケースもありますので要注意です。お手入れひとつで着物を長く着ることができ、着物が何倍にも生きます。


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